これまで以上に本腰を入れて

これまで以上に本腰を入れて

慶應義塾大学は大学発ベンチャー(スタートアップ企業)を通じた社会還元に力をいれており、稲見研究室のベンチャー企業は株式会社S-CADE.です。研究室と企業が連携をとり、今年で4年になります。他大学をはじめ今では多くのベンチャー企業があり、大学の冠を有して活動されていますが、実はスポーツ分野において大学の教員が名前を明確に出し、大学のサポート受け連携をとりながら推進できているところはありません。

これまでも研究室などラボセッティングで得られる知見が、スポーツ現場で通用するような実験セッティングを心がけ研究を推進してきました。昨年、International Journal of Sports Performance and Physiologyに掲載された論文の成果をアプリに落とし込み、研究室で取得するレベルのクオリティをスマホのカメラで実現できたのは、夢の形のひとつでした(当時の記事はこちら)

そして本題になりますが、この4月から医学部のある信濃町に新たな拠点を構えることになりました。CRIK(Center for Research and Incubation)といって医学部/大学病院の9階にフロアーの一角に入り、これまで以上に本腰を入れて活動できるよう引越しをしました。以下の画像のように様々なスタートアップ企業や入居企業の方々とも交流を深め、スポーツ分野で得られた知見を医学分野はもちろん、応用健康科学分野をはじめ広く様々な領域に展開していきたいと考えています。こちらからもご覧いただけます。

引き続き、研究室ならびに株式会社S-CADE.の成長を温かく見守り、ご支援くださいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。