大学院生の千田健太さん(SDM)の行った研究がFrontiers in Sports and Active Living (Section Sports Science, Technology and Engineering) [Impact factor 2.7]にアクセプトされました。
細長いピストと呼ばれるコートの中で試合を行うフェンシング。このコート特性からフェンシング中の動作解析は3次元でなく2次元でも可能なのでは?という着想をもとに実験が行われました。3次元vs2次元。角度特性や速度特性を考慮し、2次元でも動作の特徴を把握でき、コーチングに活用できる可能性を報告しています。オリンピアンでメダリストの千田さんが科学的なアプローチを吸収して進化中。アスリートのセカンドキャリアを考える上でも参考になります。
Chida, K., Inami, T., Yamaguchi, S., Nishioka, T., Yoshida, Y., Kohtake, N. Assessing the Validity of Two-Dimensional Video Analysis for Measuring Lower Limb Joint Angles during Fencing Lunge. Frontiers in Sports and Active Living (section Sports Science, Technology and Engineering), 6:1335272, 2024.