村山光義先生を筆頭著者とする論文が、Scientific Reportにアクセプトされました。
この研究は、弊所村山光義先生が長年知見を積み重ねてきた押し込み式筋硬度計とストレインエラストグラフィ(組織のひずみの違いを超音波画像を用いて画像化したもの) を用いて、 エキセントリック収縮とコンセントリック収縮後の上腕二頭筋の硬さ変化を比較したものです。両測定方法はともに、コンセントリック収縮よりエキセントリック収縮後の方が硬さ変化が有意に大きいこと示しました。また、両者の値は有意に相関し、筋の硬さ変化を同様に検出することを明らかにしました。なお、Edith Cowan UniversityのProf, Ken Nosaka研究室との国際共同研究として実施されました。
Murayama, M., Inami, T., et al. Changes in biceps brachii muscle hardness assessed by a push-in meter and strain elastography after eccentric versus concentric contractions. Scientific Reports, 12, 9214, 2022.