西岡卓哉特任助教を筆頭とした研究がInternational Journal of Sports Physiology and Performance(IF: 3.5)にアクセプトされました。
何か一つだけパフォーマンスやコンディショニング管理のためにデータを取れるとしたら何をとりますか?と講演をさせていただく際に聞くことがよくあります。研究室では「ジャンプ高」をその一つとして考えていて、より正確な計測方法を模索しています。一般には床反力計を用いたゴールドスタンダードな方法の選択がより高い精度での計測を約束してくれますが、競技スポーツので現場では滞空時間法が用いられます。ただ、両者の間の相関は。。。ということで本研究は、滞空時間法を改変した修正滞空時間法という方法を提案しています。床反力計で計測したジャンプ高との相関は実に0.98。ラボと現場のgapを埋めるための社会実装型研究を目指す研究室のコンセプトを体現したような結果となりました。
Nishioka, T., Yamaguchi, S., Inami, T. Flight time method modified: Development of a novel and more accurate method for measuring vertical jump height using a smartphone application. International Journal of Sports Physiology and Performance, Accepted for publication, 2024.