山口翔大特任助教を筆頭とした研究がScientific Reports(IF3.8)にアクセプトされました。
スポーツ科学のラボだけでなく、競技スポーツの現場やフィールドなどでも実装可能な知見、Bridge the gapといわれる部分に焦点を当てた研究をこれまで研究室として取り上げてきましたが、またその一端を示すことができました。まだまだ課題はありますが、運動誘発性筋損傷、いわゆる筋肉痛の程度を生体電気インピーダンス法を使って定量できるかも、という内容の論文です。ダメージを見える化できるという取り組みは、その後のリカバリー戦略にも影響するので、今後もさらに生体電気インピーダンス法に関する知見を蓄積していきたいと思っています。
Yamaguchi, S., Inami, T., Ishida, H., Nagata, N., Murayama, M., Morito, A., Yamada, S., Kohtake, N. Bioimpedance analysis for identifying new indicators of exercise-induced muscle damage. Scientific Reports, 14: 15299, 2024.