論文がアクセプト/公開されました!(2021-4)

論文がアクセプト/公開されました!(2021-4)
2021年5月14日

早稲田大学スポーツ科学学術院吉村茜さんを筆頭著者とした論文が、Journal of Bodywork & Movement Therapiesにアクセプトされました。

この研究は、早稲田大学(広瀬研究室)とドイツのUlm大学(Prof. Schleip)との国際共同研究として行われました。即効性のある関節可動域の拡大にフォームローラーを使用したセルフマッサージが使用されますが、その効果のメカニズムは不明な点が多い現状がありました。この研究は局所組織(皮膚温やインピーダンス)と自律神経系の反応という2つの視点からメカニズムの解決を試みたもので、関節可動域の拡大にこれらが効果的であったことを明らかにしています。

Yoshimura, A., Sekine, Y., Schleip, R., Furusyo, A., Yamazaki, K., Inami, T., Murayama, M., Hirose, N. Effects of self-myofascial release using a foam roller on range of motion and morphological changes in muscle: A crossover study. Journal of Bodywork & Movement Therapies, 27: 103-112, 2021.