筆頭著者として行った研究がJournal of Sports Science and Medicine [Impact factor 3.2]にアクセプトされました。
コンディションを定量化する最良の方法を検討するという大きな目標に向けて様々なマーカーと向き合う中で、画像で生体内のstiffnessを定量する超音波せん断波エラストグラフィ、サルコメア構成タンパクであるタイチンの尿中検出、そしてゴールドスタンダードとされる筋力などの関係性について述べた論文がアクセプトになりました。全身性のマーカーもあれば、局所のマーカーもあり、急性期に反応するマーカーもあれば、回復期に反応するマーカーもあり。局所のマーカーについては複数の変数を含めた方がいいですね、という論文です。より良いコンディショニングコントロールのために早期に定量できるものを今後も探していきたいと思います。
Inami, T., Yamaguchi, S., Nishioka, T., Ishida, H., Morito, A., Yamada, S., Nagata, N., Murayama, M. Relationships between changes in muscle shear modulus, urinary titin N-terminal fragment, and maximum voluntary contraction torque after eccentric exercise of the elbow flexors. Journal of Sports Science and Medicine, 22: 797-805, 2023.