研究員の金 鉉基さんを筆頭著者とする総説論文が、Sports Medicine and Health Scienceにアクセプトされました。
この総説論文は、「いつエクササイズするのが効果的?」というエクササイズを行うタイミングに関する総説論文で、エクササイズが代謝に及ぼす影響が1日の中で異なる可能性がある点についてまとめています。当然ながら哺乳類のサーカディアンリズムは時計遺伝子によって制御されており、体温や睡眠、ホルモン分泌など機能が調節されているわけですが、これらに運動がどう影響を与えているので、結果としていつエクササイズするのが理想的なのか?という疑問が生じると思います。本総説論文ではこの点について解説しています!なお、本研究は早稲田大学、東京工業大学、ハンガリー体育大学との共同研究として実施されました。
Kim, H.K., Radak, Z., Takahashi, M., Inami, T., Shibata, S. Chrono-Exercise: Time-of-Day-Dependent Physiological Responses to Exercise. Sports Medicine and Health Science. 5:, 2022.